妾には、前世の記憶がある。だが、あまりいいとは言えない人生を妾は過ごしてきたようだ。
その記憶を思い出して以来、年若い男は嫌いだ。
結婚?そんなものせずとも貴族の優秀な奴を立てたりすれば次期王には困らんだろう?しかし、「
王族の血は絶対に絶やしてはならない」という掟があるゆえにいつかは妾自身が結婚せねばならん。
政務が忙しい、いつかはする、と先伸ばしたら、とうとう重臣達の我慢が聞かんくなったらしい。
…お前等、妾の信ある配下ではないのか、勝手なことを…くそっ、見るだけだぞ。ただし遠くからな。
恋を信じられなくなった一人の女性が人に心許すまでの物語_____。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-04 18:40:06
5939文字
会話率:36%
伝説がある。
かつて人々は神々の怒りを買って眠り安らぐ事を禁じられたという。
真偽は定かではないが、人間はいつ頃からか眠る事が出来なくなっていた。
だが、神々の慈悲が残っていたのか、人間を一夜の眠りへと誘う眠り粉を商う者を送り出した。
銀の
左目を持つ彼らを人々は畏敬の念を込めて夢売りと呼んだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-25 20:00:00
64428文字
会話率:42%
キラキラ光る貴方は遠くへ旅立つ。*遠くに行く幼なじみを見送るお話。
◆久々に聴いた曲の二番から思いついたお話。悲恋というほどではないはず。電車内で書いたので雑。誤字脱字ありましたら教えていただけますと助かります。コメントなどお気軽にどうぞ
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-25 16:14:53
1109文字
会話率:20%
ここではないどこか遠くの島の話
最終更新:2013-11-03 22:39:46
3300文字
会話率:37%
初恋は純粋だからこそ、強い
最終更新:2013-11-03 22:16:04
630文字
会話率:0%
『英雄探偵の約束』http://ncode.syosetu.com/n5862bk/ 第二弾。
朧凛名を巡る三つ巴の戦いから二か月。
父親を見つけるカギたる彼女を手に入れた時雨だったが、待つことが性分ではない少年は裏切りの傷心の中両親
と大切な仲間たちの手掛かりを探していた。
しかし容易ではない捜索は難航。ふりだしに戻っている事実に苛立つ日々が続いていた。
そんな折、現れた一人の男。
幽鬼のごとく長く濡れた黒髪と、闇夜の猫を思わせる〔黄金の瞳〕の少年。
クロアと名乗ったそれは、時雨の目の前で桜夜と飛鳥を奪い去る。
彼の異名は、〔死神怪盗〕。
熊切や波崎ですら相手をしたくないと言わしめた稀代の奇人が不和を呼び、時雨を窮地に追いつめる。
デフォルト窮地の英雄探偵、お料理担当竜神少女、怒ると怖いぞ正義超人、奇人にモテる桜色の女、謹慎中ですロボット二重人格、なんでもいいからとりま戦わせろ侍少女、崇めよトイレの神様すら盲信者・死神怪盗。
トドメのスパイで笑いと恋と痛みのある青春へ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-02 21:15:52
3734文字
会話率:41%
小さな村に住む1人の女性。他の人とはちょっと違う。悪い意味でではない。むしろ地域に貢献していたし、親しまれてもいた。
しかし永遠(とわ)の呪縛は彼女を、彼女の周りを蝕んでゆく…。
ある女性にまつわる、悲しく、でもちょっぴり幸せなお噺。
※こちらはカット版です。本編は更新遅いですが地道に書いてますのでそちらも良ければお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-01 14:18:47
17155文字
会話率:77%
神から授けられた平和を享受していた半島の諸国に、強欲な王の野望が安寧をかき乱す。最後の王族となった王女の国を裏切り侵攻してきたのは、王女の恋人でもある隣国の王子だった。お互いを想う心がすれ違い、新たな悲劇へと連鎖する。その果てに願うものとは
……。 ※悲恋ものです。幸せな結末ではないので苦手な方はご注意願います。
2013.6.27本編完結いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-07 08:00:00
52712文字
会話率:31%
1941年6月22日・・・・・ナチス第3帝国はソビエト連邦に奇襲を仕掛けた。
独ソ戦の開戦、と言えるだろう。
当初はドイツ軍の快進撃であり、ソ連軍は押され続けていたが・・・・この戦いが、ドイツを破滅へ導くとは誰も知らない。
そんなドイ
ツ軍に一人の青年が居た。
名はハント。
ハント・フォン・ウィルヘルム。
ドイツ貴族の嫡男で、国防軍の精鋭-――大ドイツ師団の戦車兵だ。
彼は極寒の地で一人の女性と出会う。
戦女神、と言われた女性で・・・・・彼は彼女に恋をしたが、決して報われない恋だった。
大戦が終結して半世紀が経過してから、彼は一人のジャーナリストに自身の人生を語る。
だが、決して武勇伝ではない。
一人の騎士が女神に恋をしたが、報われずに醜い老いた姿を晒した、と言える。
そんな物語だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-08 22:32:08
21021文字
会話率:26%
巨大隕石により多くの人々が死んだ。舞い上がった灰で太陽光が遮られ、気温は急激に下がった。人々は各地のシェルターで細々と暮らし、食料も残り少なく、滅亡に向かっていた。
研究者の集まるシェルターに住む私は、妻の持ち込んだ、とある人骨の調査を始め
る。それはオーバーテクノロジーを持っていた痕跡があり、人類を救う希望になるのではないかと言われていたが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-31 18:31:39
7417文字
会話率:30%
どこか変わったところがある美少女ばかりが集う謎の集団「モノリス部」。俺と悪友はそこに入部することになったのである。
最終更新:2013-03-21 02:24:50
3140文字
会話率:6%
ヴァンパイアとは、血を奪うだけなのか。
絵の才能を持つカインの血を好み、求めるリュヴェルナ。彼らは異種族にもかかわらず恋をした。けれどもリュヴェルナはカインの血だけではなく、彼の持つ才能まで食し、排泄する。
ヴァンパイアとは人間の血を奪う
だけか? 否、奪うのではない。与えられているのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-18 01:50:17
60363文字
会話率:34%
ふわふわのロングヘアーに、低い背。
大きな目に、ふっくらとした唇。
白い肌に、少し赤みのある頬。
それらを兼ね備える水沢はるか。
街を歩けば必ずと言っていいほど、声をかけられる。
そんなはるかには、秘密があった。
秘密とはいっても、クラス
メートたちは知っているし、隠しているわけではない。今の段階では。
その秘密とは、はるかが、
実は―ー男であるということだった。
※一応大まかな筋書きは考えていますが、確実にその通りに進みませんし、ストーリーに問題が多いと思います。
そんな小説でも楽しんでいただけると嬉しいです。
あと、ボーイズラブ、ガールズラブは、姿が逆転しているはるかと周りの絡みによるものです。
具体的な表現は、しません。保険です。
ただ、見た目が女の子のはるかが、女の子に恋するとか、ある男性が、はるかを男だと知らずに恋をする、などといった描写があるだけです。
苦手な方は、戻った方がいいかもしれません。
誤字脱字、感想などありましたら、コメントしてください。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-01 13:01:28
1530文字
会話率:35%
*「俺の后になって国を治めようぞ!」
おおよそ、男が男に対して言う言葉ではない。
「はぁ~」
目の前の青年に、彼は呆れて大きな溜息を吐き出すのだった。
※小説サイト「野いちご」にも掲載している作品です。
最終更新:2012-01-16 19:37:31
7388文字
会話率:58%
遙かなる時の中で私はあなたに出逢った。
逢いたかった…
逢いたかった…
やっと…逢えた…
それはまるで虹に追いつくような奇跡。
水瀬真実(みなせまこと)は、京都旅行で幕末にタイムトリップ(!?)してしまう。そこで出会ったのはなんと新撰組!
はじめは怪しまれ信用してもらえなかった真実(まこと)だけど、持ち前の腕っ節と度胸で困難を切り開いていく内に徐々に仲間として受け入れられ、自分の想いに気づいていく。
まことのタイムスリップの謎が徐々に明らかになる中、新撰組もまことの恋も時代の激流に容赦なく巻き込まれていく。
…動乱の幕末を舞台にそれぞれの誠が、それぞれの恋が、複雑に交差する。
ありきたりなトリップものです。
史実通りではない部分もありますがご容赦を。
※加筆修正中2017年3月折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-13 20:39:35
402954文字
会話率:22%
学校の先輩女性を奴隷にした女の子の話です。百合かもしれません。現代舞台です。奴隷と言ってもひどいこと暗いことはさせません。性的要素はありますが煽情的ではないので一般向けとします、問題があったらすいません。自サイト、pixiv、Arcadia
、百合こみゅ!にも転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-13 14:40:56
11380文字
会話率:21%
遊女と化け物、花と血の赤。掌編。
『小鳥は戯れているのではない、花を喰べている』
最終更新:2011-05-10 20:13:19
2998文字
会話率:40%